ゆきづきブログ

このブログでは僕、雪月(ゆきづき)が、家を建てようと考えている方や家を建てた方に向けて、様々な情報を発信していきます。

家は負債!資産価値はゼロ!家を買う前に知るべきこと

夢のマイホームなんて言葉をよく聴きますよね。でも、マイホームに潜む落とし穴に気が付いていますか?「家は資産だから売ればお金になる」なんて考えていませんか?僕の友人は家を建てたいと言って、様々なハウスメーカーで話を聞いて、分譲地を見学して、その結果家を買いませんでした。理由は「ローンを完済しても、残るのはボロボロの家、つまり負債だけだから」でした。しかし、その話を聞いてもなお、僕は家を買いました。そこで、マイホーム購入に潜む様々なリスクや僕が家を買う事を決断した理由についてお話していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

1、家が負債になる理由

 

家の資産価値について

家の資産価値について皆さんはどれだけ考えた事がありますか?

昔からよく言われている事、それは、家の資産価値は20年でゼロになる!です。

家を購入してすぐに資産価値は急激に下がり続けます。

住宅ローンを35年で借りた場合、ローンを15年も残して家の資産価値がなくなる事になります。

そして、35年かけて住宅ローンを払い終える頃に残っているのは、ボロボロのマイホームなのです。

 

日本の家の寿命

家も形ある物ですので寿命があります。

ちなみに、アメリカやイギリスの家というのは平均寿命が100年を超えています。

それに対して日本の家の平均寿命は、なんと27年!

アメリカやイギリスの3分の1も無いんです。

もちろん、これは日本の気候による影響もありますが、日本の家の性能の低さも関係しているんです。

メイド・イン・ジャパンは素晴らしいと思われがちですが、家に関しては日本は遅れていると言っても過言ではありません。

 

住宅ローンより家賃の方が断然お得

家を購入する理由として「家賃を払うよりローンを払った方がいい。」なんて考えていませんか?

実は逆なんです。

例えば、今のアパートの家賃が6万円だったとします。

住宅ローンの支払いを毎月6万円にします。

これだけ見れば住宅ローンを払い終えた後の支払いが無くなりお得に見えますね。

でも、家を持つという事は、今まで大家さんがしていた管理を自分でしなくてはいけません。

古くなった外壁の塗装やシロアリ対策、屋根の葺き替え等々。

こういったものをメンテナンスコストと言いますが、住宅ローンとは別に家を維持するためにかかる費用が発生します。

 

2、資産価値を少しでも残すポイントは?

 

土地の利便性

家と土地の資産価値の割合は1:9と言われています。 

つまり、資産価値を少しでも残すには、資産価値の高い土地を買う必要があるんです。

では、資産価値の高い土地とはどのような土地なのでしょうか?

やはり一番重要視されるのは利便性です。

近くに駅やショッピングセンター、学校、病院など、生活利便の良い土地というのは誰でも欲しいものです。

ですので、家ばかりに気を取られるのではなく、土地についてもしっかり考えるようにしましょう。

 

長期優良住宅の認定を受ける

長期優良住宅という言葉を耳にしたことがあると思います。

長期優良住宅とは、その名の通り、長期間にわたり良好な状態で生活できる家のことを言います。

長期優良住宅の認定を受けるには当然様々な条件があり、認定にもお金が掛かります。

しかし、長期優良住宅の認定を受ける事で年々低下する資産価値を少しでも高い水準に保つことが出来ます。

さらに、住宅ローン控除やフラット35Sでの魅力的な優遇が受けられるなどメリットがあります。

 

住宅性能評価を受ける

住宅性能評価とは、ハウスメーカー工務店とは別の第三者(住宅性能評価機関)が住宅の性能を客観的に評価する制度です。

住宅性能評価には設計住宅性能評価と建築住宅性能評価の2種類があります。

設計住宅性能評価は設計図をもとに、建築住宅性能評価は完成した家に対して評価をされます。

住宅性能評価を受ける事で、設計の段階や施工の段階での不備を発見し欠陥住宅になるリスクを防ぐことができます。

 

3、家を買うメリット

 

土地の資産価値はゼロにならない

家の資産価値は年々低下しますが、土地の資産価値がゼロになる事はありません。

土地の資産価値が9割と言いましたように、土地を資産として所有することが出来ますし、所有する土地価格相場が上がれば購入した時よりも高く売る事もできるかもしれません。

 

好きな時に好きなことができる

アパートではお隣さんとの距離が近い分、大声を出せば聞こえますし、足音が1階に響くことがあります。

それに比べて1軒屋はほぼ時間を気にせずにやりたいことができます。

遮音性の高い家ならなおさらです。

夜中にホームパーティーなんかやっても苦情が来ることなんてほぼありません。

 

4、家を買った理由

ここまで家を買うことについて様々なリスクや対処法、メリットについてお話をさせていただきました。

最後に私がなぜ家を買う事にしたのかについてお話させていただきます。

それは、自分の家を建てることがだったからなんです。(笑)

自分の持ち家で、自分の家族と、色々な思い出を作っていきながら歳を取っていきたい。

それが自分の理想とする人生だからです。

決断した理由はほかにもありますが、これが大部分を占めているように思います

 

5、まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

・家の資産価値は年々低下する上に、日本の家の寿命は27年と短い。

・家賃を払った方がお得。

・資産価値を落とさないためには、利便性、長期優良住宅、住宅性能評価。

・家を買うことのメリット

 

についてお話させていただきました。

家を買った理由が夢ってどうなのって思われる方もいるとは思いますが、胸を張って言える理由があるということが重要だと思います。

皆さんも是非素晴らしい家づくりをして下さいね。

では今日はこの辺で。