ゆきづきブログ

このブログでは僕、雪月(ゆきづき)が、家を建てようと考えている方や家を建てた方に向けて、様々な情報を発信していきます。

注文住宅の四大収納!「収納」で変わる住み心地

生活するうえで悩みの種となるのが収納です。片付けても片付けても家の中は物で散らかっていくもの。でも、収納を増やしすぎると家の中が狭くなってしまって、逆に散らかって見えてしまいます。収納で重要なのは必要なところに必要な収納を用意すること。では、家の中でどこにどれくらいの量の収納が必要なのかを我が家の収納事情も含めてお話していきたいと思います。

 

目次 

 

 

 

1、四大収納

家の中には散らかりやすい場所というのが数カ所あります。その中で私の考える四大収納についてお話させていただきたいと思います。

 

玄関

玄関は家の顔ともいわれることがあり、玄関がどれだけ片付いているかで家の品格が問われることもあります。

また、自分が帰宅した時、玄関が綺麗だとどこかホッとしますよね。(僕だけかも(笑))

しかし玄関というのは、たくさんの靴や傘などによって散らかりやすい傾向にあります。

また、家庭によってはベビーカーや自転車、子供のおもちゃ、釣り竿などなど、外で使うものを置くこともあります。

そうすると思った以上に玄関が圧迫されてしまいます。

アパートなどの賃貸は特に玄関が狭いため散らかりがちです。

なので、注文住宅を建てる時は、玄関収納を考えましょう。

屋外に倉庫を置くスペースがある場合は別ですが、意外と屋外のスペースって少ないものです。

また、防犯なども考えるとあまり屋外には物を置けません。

そこでおすすめなのが、シューズクロークです。

シューズクロークは靴だけでなく屋外で使うものを置くスペースとしても利用できます。

また、家族はシューズクロークを通って自宅に上がれるように間取りを作れば、玄関を来客用として使うことができるのでスッキリした印象になります。

 

リビング

玄関を通って次に向かう場所はリビングです。

仕事から帰って来てリビングにたどり着くと、何気なく椅子や床に荷物をポンッと置いてしまうもの。

上着をポンッ、郵便物をポンッ、雑誌をポンッ、ポンッ、ポンッ、ポンッ、ポンッ...

また、リビングは生活の中心にもなる場所ですので、色々な物が必然的に増える傾向にあります。

気づいたら「リビングが物であふれてる!」なんてこともありますよね。

リビングボードを置いて収納を増やすというのもありですが、意外と部屋を圧迫してしまいます。

そこで私がおすすめなのが、バックヤードを設ける事です。

リビングのバックヤードはテレビの後ろに設ける事が一般的で、ここにはリビングで散らかりがちな日用品(郵便物など)や掃除道具などを収納できます。

また、カバンや帽子、ジャケットなどをファミリークローゼットとしても活用できます。

 

次におすすめなのがテレビボードを活用することです。

テレビの周り、特にテレビの上のスペースというのは意外と活用されていません。

なので、テレビを覆うようなタイプのテレビボードを使う事で、スペースを有効活用することが出来ます。

CDやDVDだけでなく、郵便物、書類関係、読み終わっていない雑誌などを収納する事にも使えて便利だと思います。

バックヤードを作るスペースが無い!という方はぜひ活用してみてください。

 

キッチン

キッチンは主婦(主夫)の聖域であり、毎日使わなくてはならない場所です。

毎日食事を作るためにたくさんの調理器具や調味料、食材などを保管する必要があります。

そうすと、だんだん収納できなくなり、最終的には調理スペースまで圧迫してしまうこともあります。

もちろんキッチンやカップボードの収納を増やすことは大切ですが、パントリーを設けることをよりおすすめします。

そうすればキッチン周りの掃除道具や缶詰などの保存食、常温保存できる食材などを保管することができます。

また、扉などを付けてしまえば中身が見えませんので、生活感が出にくくなるというメリットもあります。

間取りによってはパントリーを作るスペースが無いという方もいるかもしれません。

その場合は、床下収納を採用すると良いかと思います。

 

洗面・脱衣所

洗面・脱衣所は顔を洗ったり、歯磨きをしたり、洗濯をしたり、入浴前後の服の着脱など用途は多岐に渡ります。

しかし、他の部屋に比べれば比較的狭い空間です。

替えの歯ブラシや歯磨き粉、衣類用洗剤、シャンプー、リンス、バスタオルなど意外とたくさんのものが収納される場所でもあります。

また、家事動線を考えてみると、下着やパジャマなどはお風呂の後に脱衣所で着替えて翌日に脱衣所の洗濯機に入れますよね。

そうなると下着やパジャマなどは脱衣所に収納すると、お風呂の前に下着とパジャマを脱衣所に持って行く手間が省けます。

なので、洗面・脱衣所の収納にも気を配ることが必要だと思います。

 

2、我が家の収納

ここまで注文住宅の四大収納についてお話をしてきました。

ここからは我が家の収納事情についてお話させていただきたいと思います。

 

玄関

玄関には大きめのシューズボックスを準備しました。

収納できる靴の数としては50組以上です。

我が家は3人家族なので十分な量だと思います。

また、シューズボックスと玄関の壁の間には0.5畳ほどのスペースを作っています。

このスペースに傘立てを置くことで玄関をスッキリさせています。

我が家の場合、幸いにも屋外に物を置くスペースがあったため、屋外で使うものは屋外に片付けています。

防犯上、どうしても屋外は心配になりますので、鍵を掛けれるものにはしっかりと鍵を掛ける、なるべく外から見えないところに置くなど対策を取っています。

先々は倉庫の購入も視野に入れています。

 

リビング

我が家のリビングにはオプションで選択できるもので一番大きいテレビボードを採用しています。

というのも、アパートに住んでいた時に一番散らかっていたのがリビングでした。

生活の中心がリビングだったため細々したものが散乱していたのです。

また、CDやDVDなどもたくさんあるので、これらを収納する目的でリビングには多めの収納を準備しました。

 

キッチン

我が家のリビング事情を聞かれた時に、「あれ?掃除機はどこに片付けているの?」と思われた方はかなり鋭いです。

我が家ではキッチンにパントリーを設けていますが、そこに掃除機を収納しています。

また、掃除機以外にもLDKで使う掃除道具は全てパントリーの中に片付けることにしています。

調理器具はキッチンに、食器はカップボードに収納していますが、この一角に調味料や缶詰なども収納しています。

それに、あまり缶詰を買い溜める事も無いので、我が家の場合はこれで事足りています。

なので、我が家でパントリーを採用したのは、リビングに設置できなかった収納をキッチンに作ったからなのです。

 

洗面・脱衣所

洗面脱衣所には標準で付いてくる洗面台を採用しています。

意外と大きなサイズですし奥行きもあるので、思った以上にたくさんのものが収納できるので助かっています。

というか、大きすぎて上手に使えていない感じもあります。(笑)

 

3、収納の決め方

 

収納は数じゃない

ここまで収納の重要性を我が家の収納事情についてお話させていただきました。

しかし、注意していただきたいのは、収納は数じゃないということです。

冒頭でもお話しましたが、収納ばかり増やすと家の中が狭くなり、かえって散らかって見えてしまいます。

なので、重要なのは収納の質、つまり必要な場所に必要なだけの収納を準備することなのです。

今回家の中で散らかりやすい場所や頻繁に使う場所を四大収納として挙げています。

なので、収納の数を決める時は今の生活でどれだけの収納が不足しているのかということも判断材料の一つとしてください。

その上で必要になりそうな分だけ収納を作って、収納の質を上げると良いかと思います。

それに、収納を増やしすぎると、物も増えやすくなるので注意して下さいね。

 

予算>収納数で考えて

収納の数を考える時は予算と相談する事も大切です。

間取りを作っている段階で収納を増やすという事は、部屋を狭くするか家全体を大きくするかしかありません。

なので、自分達の予算をオーバーしてまで収納を増やす必要はありません。

家具屋さんに行けば安く収納を購入することもできますし、収納術などを勉強することで解決できることも沢山あります。

収納を増やすために予算をオーバーしてしまい、月々の支払いで生活が窮屈になってしまわないように気を付けてくださいね。

 

4、まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

今回は

・注文住宅の四大収納(玄関、リビング、キッチン、洗面・脱衣所)

・我が家の収納事情

・収納は質

・予算>収納数

についてお話させていただきました。

最近は生活感のないお宅というのが好評なようです。

生活感を隠したいと思われる方は、特に四大収納に注意して間取りを考えられると良いかと思います。

では今日はこの辺で。